こんにちは、D-QuestサポーターのTaka.Moriです。
基板設計おこなう上で基板製造に携わることも多々あるものです。基板の層数やサイズはもちろん、板厚や銅箔厚など確認事項はさまざま。基板の仕様により指定はいろいろですが、その中でも基本的にあまり変化がないのがレジストカラー。

レジストは基板を製造する上でなくてはならないものではありますが、なぜだか「グリーン」が多いのが不思議なところ。グリーン以外となるとハロゲンフリーで多く使われていた「ブルー」やLED基板での「ホワイト」ですね。
LEDの反射をサポートするためにホワイトは欠かせないのはわかりますが、通常の基板ならもう少し変化があってもいいような気がするのはわたしだけでしょうか。

グリーンが多く使われる理由にも諸説あるそうですが見やすいことがその理由だとか。確かに基板の配線やシルクの見やすさはとても重要ですけど…。

基板メーカーにもよりますが、現在一般的なレジストカラーラインナップというと、「グリーン」をはじめ「ホワイト」「レッド」「ブルー」「イエロー」「ブラック」などがあります。基板のシリーズやリビジョンなどでレジストカラーを使い分けたりすることで管理がしやすくなりますよ。

こんな色できでないの? 的なご質問でも結構ですので、基板を製造する際はぜひご用命ください。どうせならビビットなレジストカラーでのご要望をお待ちしております!