こんにちは、D-QuestサポーターのTaka.Moriです。
みなさんは、フレキシブル基板(FPC)を使われたことありますか?
電子基板というとリジッド基板のイメージが強いと思いますが、数年前よりフレキシブル基板の市場が活性化し続けているのはご存知のとおり。国内はもちろん世界的にも市場規模の拡大が見込めるとても重要なファクターになっています。

フレキシブル基板はハーネス代わり… なんてイメージが強いなら、それは少し古いのかも。近年ではリジッド基板に代わり利用されている電子基板として、そのシェアも大きく伸ばしているのです。

少し前までは片面や両面までしか製造できませんでしたが、最近は多層化が進み、片面・両面基板を積層させることで8層程度まで製造可能。

フレキシブル基板はリジッド基板に比べ、なにより軽量で柔軟性があることが最大の魅力です。メーカーでは製品の重量は販売台数に関わるとても重要なポイント。それに大きく影響する基板ウェイトだけにフレキシブル基板のメリットは大きいといえるでしょう。
また、柔軟性に長けているというところも見逃せません。柔軟性があることで筐体設計の範囲も広がりますからね。

しかし、フレキシブル基板にもデメリットがあることを忘れてはいけません。現状では、リジッド基板に比べて積層数が少なく搭載部品の制約も多いのです。また、柔軟性があることにより電気的特性に変化が起きやすいのもインパクトは少なくありませんね。

フレキシブル基板のパターン設計がとても重要になる!

そこで重要になるのがフレキシブル基板のパターン設計。基板設計においてもリジッド基板とフレキシブル基板では基準が大きく違ってきます。フレキシブル基板の製造工程を理解していないと基板設計もできないのです。
いざ基板の製造を行おうとしたものの、やり直しなんてことも十分考えられますよ。

D-Questでは数多くのフレキシブル基板の基板設計の経験があり、製造の実績がございます。フレキシブル基板以上に柔軟性がある私たちが詳しくサポートいたします。
フレキシブル基板の製造をお考えの場合は、ぜひ当社をご指名ください。