こんにちは、D-QuestサポーターのTaka.Moriです。
ご覧のみなさまの中にも基板設計CADを使っているという方も多いと思います。国産のCADもあれば海外製のCADなど。
私たちのお客さまでもそれは同じで、設計後のデータ校正はやはり同じCADがスムーズですね。アウトプットしたCADデータをダイレクトに読み取ることができるというのは、確実な検証をおこなうための見逃せないポイント。
また、作業終了後にはCADデータがお客さまの資産にもなるわけです。
しかしCAD環境がそろっていないお客さまも…。基板設計に関わる部分は全て外注委託という会社はやむ負えませんね。
以前であればPDFにてデータ校正をお願いしておりましたが、各層毎のパターン設計データをはじめ、シルク層やレジスト層、穴図や外形図など枚数もかなりのもの。
これが10層を超える多層基板となると準備する方はもちろんですが、チェックする方も至難の業。決して効率がいいとはいえませんね。
そこで役立つのがCADViewer。各メーカーから検証用に提供されている無償で使用できるViwer(ビュアー)になります。このViwerにより、本来のCADさながらにチェックできるのです。
NET名の検索や接続先の確認、配線長表示や同一ネット表示など気の利いた機能が満載。校正にかかる手間を省け、間違いのない指示が出せるのも検図Viwerがあるからこそ。
CADが無くても検図環境構築が便利
このViwerのおかげでCADに縛られない環境を構築することができるのでとてもおすすめ。ガーバーデータだけをお求めのお客さまも、そうでないお客さまも使ってみてはいかがでしょうか。
社内の設計部にはCADがあっても気軽に使うことができないというエンジニアの方にもいいと思います。
使い方も簡単で感覚的に使えるところがとっても便利ですよ。無償Viwerを使ってみてから正規CADの購入という流れでもいいのかもしれませんね。
無償Viwerダウンロードサイトへのリンクは紹介ページに掲載してありますので、そちらをチェックしてみてください。