こんにちは、D-QuestサポーターのTaka.Moriです。
ホームやデパートのエスカレーターに乗ると、歩く人と立ち止まっている人にわかれます。あたり前の光景ですが、決まって立ち止まる人は左側、歩く人は右側ですね。だれが決めたか分かりませんが、それが暗黙のルールなのでしょう。
でもこれは、あくまで私たちの地域の話。初めて関西地方に行ったときに気が付いたのが、この並びが逆であること。関東に対して関西は逆の、左側が通行側になっているのです。
クルマでの走行で考えれば、右側が追い越し車線になるだけに、どちらかと言えば右側が通行側でいいような気もしますが、やはりそこは地域の違いなのですね。
世の中にはそんなケースはいくらでもあることですが、それらを考えると面白くなってきます。なぜなら仕事をしていてもそれが感じらるから。九州や東北のクライアントと話しをしていると、基準とするべきことが少し違っていたりして、環境や生活スタイルの違いを垣間見れるものです。
基板設計でもそれは同じこと
もっとミクロに考えるなら基板設計での「仕様」。私たちがあたり前と思っていることでも、お客さまにとってはそうでないことはいくらでもありますからね。
クライアントの考えかたにおいても全く違うことも少なくありません。それは、各企業が経験したことを積み重ねの現れであり、それだけ求めているところが違うということなのでしょう。
そのために、私たちは「郷に従う」必要があり、ときに提案をさせていただきます。お客さまの常識に、私たちのエッセンスを少し加えさせていただくことで、より良い環境を提供できるものだと考えております。