こんにちは、D-QuestサポーターのTaka.Moriです。
電子機器業界においては毎年いろいろなフレーズがでてくるものです。その年のトレンドテクノロジーから最先端技術まで。クールな響きだとつい使いたくなってしまいますね。

定着するものもあれば、その時かぎり使われなくなるものも少なくありません。そんなことを考えながらあたまに浮かぶ単語が「ユビキタス」。一時は多くの企業がこぞって使っていましたね。

ユビキタスとは、ラテン語で「あらゆるところ」や「いつでも」「どこにでも」などと表現される単語。コンピューターがいたるところに存在することで、いつでも、どこでも意識することなく使える環境を「ユビキタスコンピューティング」と。
また、そういった便利で快適な社会のことを「ユビキタス社会」といわれ、とても素敵なフレーズだったことを覚えています。

しかし最近あまり使われなくなってきたと思いませんか。これだけインパクトのあるフレーズだと飽きられるのも早いということ?

ユビキタスというフレーズを耳にしなくなった背景に、IoTということばを思い出します。IoTとは、インターネットに接続されていなかったものがインターネットに接続できる環境にすること。身近にあるものがインターネットに接続されることで、より便利な生活を送ることを目指す仕組みを意味しています。

ユビキタスのひとつにIoTがあると理解すればイメージしやすいのかもしれません。

もしかしたらユビキタス社会はもうすでに定着しているのかもしれませんね。とくにユビキタスコンピューティングは当時からすれば確実に実現しているわけですからね。

レガシーフレーズを思い返す!

そんなことを想像しながら聞かなくなったフレーズを思い出してみるのも面白いと思います。その単語のもつ意味や使われ始めた背景を見直すことで多くの発見ができると思います。
なぜ、そのフレーズが流行ったのか、なぜ使われなくなったのか。もしかしたらこのフレーズ、いま使うべきタイミングなのかもしれませんよ。

「未来」はかならず「過去」があって成りたつもの。

私たちと一緒に過去を見直しつつ新しい発見をしませんか。ご希望ございましたらダイレクトメッセージお待ちしております。