こんにちは、D-QuestサポーターのTaka.Moriです。
先日、Webサイトでラップトップを眺めていると、その多くに光学ドライブが搭載されていないことに気づきます。レガシーポートを切り捨てるアップルなどでは少し前からその傾向にありましたが、それ以外もすでにドライブが無くなりつつあるのですね。

以前はデータのバックアップにも光学メディアを利用していましたが、その後ストレージとなり、いまではクラウドサービスを利用することがあたり前になってます。
また、ソフトを購入しても最近の傾向ではUSBであったり、Webからのダウンロードも一般的に。

もしかしたらそれはソフトウェアの在りかたにも関係があるのかもしれません。ソフトをパソコンにインストールするという概念から、クラウド上で利用するスタイルに変わってきています。

メールもGmailなどのWebメールが主流になり、MicrosoftやAdobeでさえ、いまではクラウドサービスが基本ですからね。

考えてみれば、もっとも身近なスマホなんてメディアという概念そのものが存在しません。専用サイトからダウンロードするだけでインストール完了。同時に購入できることから、欲しいものがいつでもすぐに入手することができるのです。

時代と共に変わりゆくスタイルと考えかた

基板業界もいまでこそデータ転送やFTPで納品するのがあたり前ですが、むかしはリールやMTなどの磁気テープを利用していました。データの納品にかかるコストやリスクを考えればとても便利になったと思います。

とはいえ、すべての情報をクラウドで管理するというのも少し怖さを感じます。なぜならそこに多くの情報があり、それらは自分自身で守りきることができないわけですからね。

そう考えるとやはり大事な情報はスタンドアローンで守り切らなければと思う今日この頃。光メディアの唸る音、意外と嫌いではなかったのでやっぱり少し寂しいですね。