こんにちは、D-QuestサーポーターのTaka.Moriです。
基板設計に関わる主な設備として外せないのがプリント基板設計を行うための専用CAD。やはりこれがないと仕事が始まりません。そこで、基板設計をメーンに業務を遂行する私たちD-QuestのCADを簡単に紹介させていただきます。

Allegro(ケイデンス)

弊社がもっとも誇れるCADツールのひとつがこちらのアレグロ。国内におけるグローバルなCADといえばアレグロは外せません。オペレーションしやすいGUIに加えて豊富なオプションツールも特徴的。

また、基板設計以外のICパッケージ設計ツールなど幅広いソリューションを展開しています。また、なんといっても回路図入力CADのスタンダードであるOrCADとのリレーションが抜群なところも大きなメリット。海外展開を考えるなら外せないCADになるでしょう。

CR-5000 Board Designer(図研)

国内における基板設計のスーパーメジャーである図研。その図研がラインナップする基板設計CADの中心となるのがこちらの「CR-5000 Board Designer」。

基板にかかわずあらゆるエレクトロニクス設計に関するサービスを展開しているだけにリレーションがとりやすいところが大きなメリットですね。それだけに細かな気の利いたオペレーションは安定感抜群です。これなくしては国内CADは語れませんね。

CR-5000 PWS(図研)

図研の「CR-5000 BD」が発売されるまでの主力であった「CR-5000 PWS」。いまでは生産終了はしているものの、まだまだユーザーが多いが現状です。

国内ではシェアの高いCADだけに使い慣れている設計者も多いと思います。「PWS」といえば図研のCADを思い出す人も少なくないはず。いまでも稼働率の高いCADであることは間違いありません。

CADVANCE αⅢ Design(図研)

いまでは図研に統合されたこちらのCADは、以前は図研と勢力を二分していた横河電機グループのCADが「CADVANCE」。

なにより使いやすく比較的リーズナブルなこともありユーザーも多い基板設計CADになります。
2015年に事業譲渡により、いまでは図研のラインナップのひとつになっています。

CADVANCE αⅢ Design Server(図研)

プリント基板の設計効率を大きく引き上げたのが同時並行設計ツールの出現。その普及に一端を担ったのが「CADVANCE αⅢ Design Server」。複数人による同時並行作業は、基板設計の効率を上げただけではなく、クライアントチェックや新人トレーニングにも大きく貢献してくれます。

ボリュームのある大きな基板こそ同時並行設計ツールの意味合いが大きいというもの。D-Questでも貢献度の高いツールといえるでしょう。

Design Synthesis(富士通)

弊社でも長年使い続けているCADの「Design Synthesis」。富士通が発売している基板設計CAD。アレグロや図研とはいきませんが、同じCADユーザーのメーカーからは重要な位置づけのCADになります。他社にない独特の使い勝手はこのCADならでは。

複数のCADで幅広い守備範囲を実現

弊社では複数のCADを設備することで多くの要望にこたえるよう努めています。ただツールを準備するだけではなく、その特徴や個性、向き不向きを理解することが重要だと考えます。

お客さまの「使いやすい」がD-Quest最大のサービスです。ご興味ございましたら、広報までダイレクトメッセージお待ちしております。