こんにちは、D-QuestサポーターのTaka.Moriです。
メディアで騒がれてるように、本日2月1日からEUと日本での関税が撤廃される「経済連携協定」(EPA)が発効されることが話題になっています。ヨーロッパ製品が安くなることに喜びを感じると同時に別の不安も…。
EPAとは、お互いの貿易を活性化し、関税の撤廃にとどまらず、あらゆる分野での連携をとることが目的となるそうです。
日本は過去にも多くの国とEPAを結んでいます。2002年にシンガポール、2005年にメキシコ、タイやオーストラリアなど。
関税の引き下げにより、私たちはEU諸国製品である、チーズやワインなどを、いままで以上に安く購入することができるのは大きなメリットですね。また、輸出も同時に、日本製品にEU諸国に対する関税がなくなるため、日本製品が売れやすい環境になることから大きな需要が見込めるでしょう。輸出大国の日本にとってはとても大きなインパクトになることは間違いなさそうです。
いい意味で活性化を|同製品の国内製造企業に痛手
しかし、それと同様に日本でEU諸国の製品を生産、製造している企業にとっては大きな痛手。競合となるEU製品が安くなってしまうのですから悩ましいですね。
対象となる製品の市場の活性化にはなるとは思いますが、そこをどう乗り切るかが企業の重要なテーマになりそうです。
いずれにせよ、日本においてよい意味で市場が活気づいてくれることを願っています。何がどれくらい安くなっているか、マーケットでのチェックがすこし楽しみになりますね。
参考:経済産業省のサイト
参考:Wikipediaのサイト